今が幸せであれ

明日死ぬ前に書いとこう

確定申告の作業(1)(約1,500字)

三が日は近年になく充実しました。
初日、二日目と近所に初詣。
家族の無事と幸せも祈らせていただけましたし
これまで何年か放置していた古札も無事納めさせていただけました。
そして両日とも昨年お世話になった方のお宅にお招ばれになり、
ひとり寂しい正月、にならずにすみました。

それぞれのお宅でそれぞれのご家族の方が
それぞれに仲良く、というか
言いたい放題でリラックスされていた姿を拝見し、
過去わたしはこういった、
家族が穏やかに、のびのびと暮らすような場を
家長としてきちんと作ってこなかったのかもしれないと思うと、
後悔先に立たずだわなぁ、と。
それでもお世話になった方々に、家族って、これでもいいんじゃないの、と
がつんと振り下ろされるでなく
ふわりと受け止めさせてもらえているのはありがたいことでした。

三日目はひたすら家で仕事。
チームの仕事が延期になったのでひたすら確定申告の準備。
初めての青色申告は説明書を読んでも経験がないので実感がつかめず
ただただレシートや領収証をすべて貼り付けたまではしていたけど、
以前税務署で確認したら、事業に必要なものだけ計上するという
ごく当たり前の話を具現化するのに、
全部貼った領収証から、必要と思われるものだけ
ある会計クラウドサービスの帳簿に延々入力する。

それ、聞いた時点で既に手がければというところだが、
今年働いても全然お金にならないことが嫌になり
また勤労意欲まで一時期失い、
そこそこの期間何もしないでただひとりで
この先どうなるんだろうと悶々としてたので
改めてまとめると
恥ずかしいを通り越してなさけない売上額と、
消耗品と旅費交通費と数多の講習費という訳わからん費用と
退職当初とほぼ変わらない借金額を
直視できぬままの日々が続いたが
年越しからふとこの作業を初めて、
レシートの類は整理がついた。

このあとWebで取り込んだ銀行口座やクレジットのデータで
また経費が増えて、とても人様には見せられないが、
それでも年末からここまでワタシ的には勇気をもって力仕事して
峠は超えた、と思えた。
こっちはこれ以上放置してあとで後悔することは、
人生詰ますという切迫感が推進力になった。
併せて今年も3日が経過し、既に次年の会計も始まっている。

作業は日ごとにまとめて貼り付けたレシートを年末から起業まで遡り、
経費になりそうなものが貼ってある日をピックアップし、
経費になると判断したものを入力していった。

途中、レシートの日付と住所を見ながら
このあたりで一緒に仕事してた人に騙されたなとか(2回あった)
ああこの時は上京してあんなことしてたとか
そうそうこの場所でのバイトはほんと虚しかったなとか
結局このお金帰ってこない。情にほだされて貸したが
あいつ一向に連絡してこないな、とか
まあ、1年間の愚かな経済活動の流れがおぼろげに思い出せて、
あれやこれやの反省を思い浮かべつつ、ひたすらキーをタイプした。

こういったことが整理できてないことが、
これから一歩踏み出そうという流れを潰す。
本当に恥ずかしい作業だけど、
ここしばらくの自分の変化でどうにかこなせて良かった。

わたしの場合、ですが、
夢を見なくちゃと思うものの
どうしても夢が見れないのは
今どうなっているかを直視する勇気がないと
できないような気がしている今日このごろで
その今を直視したうえで、
諦めるのではなく、
夢を確立させるという作業が必要な気もして

だから納税の話をまじめに進めざるを得なかった。
器用ではないかもしれないが、致し方ない。

 

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昨日の神社でいただいたお守り。
気持ちだけが前にでるのではなく、
足が出ないと進まんわなあ、と
しばらくこれを大事にしないと、と思ったもの。